日本の名曲や現代筝曲を瑞々しい感性で奏でられる音がkawamata Hallの空間と見事に共鳴していた。箏と現代音楽、JAZZ、即興音楽などとの接点を探求し続けている箏曲家・沢井一恵氏の弟子。
2017年03月31日
LEO 玲央 1st CD発売記念ライブ 2017年3月31日
kawamata Hallで開催した2015年の横浜インターナショナルスクール生による箏の演奏会に出演していた、LEO(今野玲央)さんが、今年同校を卒業し、箏奏者としてのメジャーデビューとCD発売をすることを記念して、ライブを開催した。
日本の名曲や現代筝曲を瑞々しい感性で奏でられる音がkawamata Hallの空間と見事に共鳴していた。箏と現代音楽、JAZZ、即興音楽などとの接点を探求し続けている箏曲家・沢井一恵氏の弟子。
日本の名曲や現代筝曲を瑞々しい感性で奏でられる音がkawamata Hallの空間と見事に共鳴していた。箏と現代音楽、JAZZ、即興音楽などとの接点を探求し続けている箏曲家・沢井一恵氏の弟子。
2017年03月30日
横浜市文化観光局副局長 五十嵐誠一氏の退職送別会
2017年03月29日
2016年度 女子美術大学 芸術学部 芸術表象専攻 卒業研究展「疑い・調査・実践」 2017年3月27〜30日
2017年03月27日
BankARTスクール義塾in鶴岡
BankARTスクールの出張講座、「BankART義塾in鶴岡」を3月6〜8日、17〜18日に開催した。
東北で最も古いといわれるシャッター商店街に位置する山形県鶴岡市のコミュ二ティセンター(閉鎖中)を再生し、地域お越しの起点になるプロジェクトを行っていきたい。そしてその担い手は行政ではなく、自覚的なモチベーションをもった民間人に運営してもらいたいというのが役所の意図。
たまたまBankARTスクールのコーディネーター養成講座「BankART 義塾part2」を見学された職員がいて、BankARTに白羽の矢が立った。
メインの講師は、代表の池田修が務め、ゲストに都市系が秋元康幸氏(横浜市)、美術系は村田真氏(BankARTスクール校長)にお願いした。
鶴岡市は、酒田とともに庄内の大穀倉地帯を形成し、城下町の風格が残る人口約13万の都市だ。鶴岡アートフォーラム(小沢明)や慶応大学先端生命科学研究所(坂茂)、鶴岡まちなかキネマ(高谷時彦)など、建築や都市づくりに力をいれたものが多い。現在も妹島和世設計の文化会館はコスト、意匠のことで全国で話題沸騰中だ。今回の企画も同じ部署の人たちの仕掛けだった。
ゼミの内容は、アートについての基本的(理論的)な考え方の講義はもとより、具体的に元コミュニティセンターを使って、空間の解釈や整理、疑似イベント等をおこなった。皆さん、しっかりした考えをもってられるし、静かなファイトは感じたけど、テーマの場所の斜陽が極めて深いので、相当苦労を強いられるプロジェクトになるだろうと思った。でも粘り強く頑張ってほしい。


鶴岡市文化会館(設計:妹島和世)
東北で最も古いといわれるシャッター商店街に位置する山形県鶴岡市のコミュ二ティセンター(閉鎖中)を再生し、地域お越しの起点になるプロジェクトを行っていきたい。そしてその担い手は行政ではなく、自覚的なモチベーションをもった民間人に運営してもらいたいというのが役所の意図。
たまたまBankARTスクールのコーディネーター養成講座「BankART 義塾part2」を見学された職員がいて、BankARTに白羽の矢が立った。
メインの講師は、代表の池田修が務め、ゲストに都市系が秋元康幸氏(横浜市)、美術系は村田真氏(BankARTスクール校長)にお願いした。
鶴岡市は、酒田とともに庄内の大穀倉地帯を形成し、城下町の風格が残る人口約13万の都市だ。鶴岡アートフォーラム(小沢明)や慶応大学先端生命科学研究所(坂茂)、鶴岡まちなかキネマ(高谷時彦)など、建築や都市づくりに力をいれたものが多い。現在も妹島和世設計の文化会館はコスト、意匠のことで全国で話題沸騰中だ。今回の企画も同じ部署の人たちの仕掛けだった。
ゼミの内容は、アートについての基本的(理論的)な考え方の講義はもとより、具体的に元コミュニティセンターを使って、空間の解釈や整理、疑似イベント等をおこなった。皆さん、しっかりした考えをもってられるし、静かなファイトは感じたけど、テーマの場所の斜陽が極めて深いので、相当苦労を強いられるプロジェクトになるだろうと思った。でも粘り強く頑張ってほしい。


鶴岡市文化会館(設計:妹島和世)
2017年03月26日
インドネシアに現在も生きる伝統的な染織の技法を使った子供向けのワークショップ
第50回アジア開発銀行年次総会横浜開催連携事業
インドネシアに現在も生きる伝統的な染織の技法を使った子供向けのワークショップ
時期 2017年3月18日+25日、3月19日+26日
場所 BankART studio NYK
横浜の街の中からピックアップした親しみのある「かたち」をテーマにデザイン化し、実際に子供たちの手で染める作業を行いながら、表情豊かなバティック(ジャワ更紗)として仕上げていく。最終日には完成品を使った食事会等を開催。若いクリエイター山本愛子がチューターを務めた。
【以下山本のリポート】
4日間にわたり、「藍染めバティックをつくろう」ワークショップを開催。インドネシアのジャワ島ジョグジャカルタから、バティックの先生アリフ氏を迎えてのワークショップ。
現地で使われている染色の道具や素材たちを持ってきてくれた。

バティックの道具チャンティーと藍の葉
【一日目】
「バティック」について、アリフ氏から参加者に向けて丁寧に指導。参加者は、実際に布にデザインするところから、藍に染めるところまでを体験。子供達からは、楽しかった、思ったより難しかった、など様々な感想が飛び交った。母親たちも、各々の創作に集中していた。

バティック体験中

作業するアリフ氏
【2日目】
参加者が各自、家からもってきた古着やいらなくなった布、無地の洋服などを持ち寄り、自由に染めてリメイクしなおした。皆、慣れてきたのか先週以上に手の動きが活き活きしていた。教えずとも次々と染めていき、空間は徐々に色や模様に染まっていった。
捨てようと思っていた布や古着たちが蘇る光景に、皆、嬉しそう。

各自が染めた布を干していく

絞り染め体験中

藍染め体験中

横浜の風景に馴染む藍の布たち
参加者との共同制作
インドネシアの藍染めと日本の桜染めのコラボレーションが実現!
アリフ氏は、「今回、はじめて本物の桜を日本の街中でみることができた。写真で見て憧れていた桜を使って、皆と一緒に布を染めることができたことが嬉しかった。インドネシアの藍と日本の桜が、1枚の布の上で共存した共同制作は、素晴らしいコラボレーションになったと思います。」と皆の前で感想を述べてくれた。
参加者にとっては、はじめてのインドネシアの植物や技法との出会い。
それぞれの出会いをとおして、皆で新しい経験の場を共有できたのではないか。

アリフ氏にとって、はじめて触れる日本の桜。
インドネシアに現在も生きる伝統的な染織の技法を使った子供向けのワークショップ
時期 2017年3月18日+25日、3月19日+26日
場所 BankART studio NYK
横浜の街の中からピックアップした親しみのある「かたち」をテーマにデザイン化し、実際に子供たちの手で染める作業を行いながら、表情豊かなバティック(ジャワ更紗)として仕上げていく。最終日には完成品を使った食事会等を開催。若いクリエイター山本愛子がチューターを務めた。
【以下山本のリポート】
4日間にわたり、「藍染めバティックをつくろう」ワークショップを開催。インドネシアのジャワ島ジョグジャカルタから、バティックの先生アリフ氏を迎えてのワークショップ。
現地で使われている染色の道具や素材たちを持ってきてくれた。

バティックの道具チャンティーと藍の葉
【一日目】
「バティック」について、アリフ氏から参加者に向けて丁寧に指導。参加者は、実際に布にデザインするところから、藍に染めるところまでを体験。子供達からは、楽しかった、思ったより難しかった、など様々な感想が飛び交った。母親たちも、各々の創作に集中していた。

バティック体験中

作業するアリフ氏
【2日目】
参加者が各自、家からもってきた古着やいらなくなった布、無地の洋服などを持ち寄り、自由に染めてリメイクしなおした。皆、慣れてきたのか先週以上に手の動きが活き活きしていた。教えずとも次々と染めていき、空間は徐々に色や模様に染まっていった。
捨てようと思っていた布や古着たちが蘇る光景に、皆、嬉しそう。

各自が染めた布を干していく

絞り染め体験中

藍染め体験中

横浜の風景に馴染む藍の布たち
参加者との共同制作
インドネシアの藍染めと日本の桜染めのコラボレーションが実現!
アリフ氏は、「今回、はじめて本物の桜を日本の街中でみることができた。写真で見て憧れていた桜を使って、皆と一緒に布を染めることができたことが嬉しかった。インドネシアの藍と日本の桜が、1枚の布の上で共存した共同制作は、素晴らしいコラボレーションになったと思います。」と皆の前で感想を述べてくれた。
参加者にとっては、はじめてのインドネシアの植物や技法との出会い。
それぞれの出会いをとおして、皆で新しい経験の場を共有できたのではないか。

アリフ氏にとって、はじめて触れる日本の桜。
2017年03月25日
TORANOKO Performing Arts Company「マイブリッジの糸とモーションのリズム」 2017年3月25〜26日
2017年03月24日
周 代焌(チョウ・タイシュン)「Back To」展 オープニング 2017年3月24日
2017年03月23日
DA・M2017「煙がモンクの目にしみる」 2017年3月23〜26日
オルタナティブな舞台創作活動をジャンル・国籍を超えたアーティストたちとともに精力的に展開する劇団DA・M。昨年、NYKで行った公演、「すべては突然やってくる」の続編となる、「煙がモンクの目にしみる」を4夜連続上演した。
前回同様、今回も釜山、上海、香港などの海外パフォーマーを加えての公演。
開場と開演、舞台と客席の境目が一切ない演出で、会場に入った瞬間から全員が当事者のよう。同じ空間を皆で目撃、共有するような演出だった。
昨年の公演の様子
http://bankart1929.seesaa.net/article/436565392.html



前回同様、今回も釜山、上海、香港などの海外パフォーマーを加えての公演。
開場と開演、舞台と客席の境目が一切ない演出で、会場に入った瞬間から全員が当事者のよう。同じ空間を皆で目撃、共有するような演出だった。
昨年の公演の様子
http://bankart1929.seesaa.net/article/436565392.html



2017年03月22日
モモンガ・コンプレックス「遠くから見ていたのに見えない。」 2017年3月18〜19日
2017年03月21日
円錐会「初出展01」、横浜国立大学建築卒業設計展「nomadic exhibition」 2017年3月17〜19日
2Aギャラリーにて、横浜国立大学建築学教室の設計・意匠系OB・OG有志を中心とするメンバー「円錐会」の展覧会「初出展01」と、横浜国立大学建築卒業設計展「nomadic exhibition」が開催された。
円錐会はメンバー30組により、初発表プロジェクトの建築模型を発表。模型を見ながら皆で批評や議論、新しい思考を誘発する場を目的とした展示で、本展が最初の試みとなる。昨年、Y-GSAの設立とランニングに強いリーダーシップをとられた北山恒氏が退職されたが、若い世代による活動が、引き続き横浜建築を盛り上げていくことを期待したい。
学群生の卒計展では、nomadic(遊牧民)と銘打っているように、横浜の街にある5会場を19作品が遊牧民のように、ローテーションで会場を移動するという展示構成。街ゆく人に展覧会をアピールしながら、建築模型と街を繋ぎながら横浜の魅力を再発見してもらう試みとのこと。




円錐会はメンバー30組により、初発表プロジェクトの建築模型を発表。模型を見ながら皆で批評や議論、新しい思考を誘発する場を目的とした展示で、本展が最初の試みとなる。昨年、Y-GSAの設立とランニングに強いリーダーシップをとられた北山恒氏が退職されたが、若い世代による活動が、引き続き横浜建築を盛り上げていくことを期待したい。
学群生の卒計展では、nomadic(遊牧民)と銘打っているように、横浜の街にある5会場を19作品が遊牧民のように、ローテーションで会場を移動するという展示構成。街ゆく人に展覧会をアピールしながら、建築模型と街を繋ぎながら横浜の魅力を再発見してもらう試みとのこと。





2017年03月20日
横浜国立大学 大学院都市イノベーション学府展「横浜大改造計画」 2017年3月17〜19日
2017年03月19日
宮原昭夫評論集 出版記念対談「宮原昭夫と村田沙耶香が小説の根幹を語る」 2017年3月19日
2017年03月18日
LIVE「FIDDER ON THE CROSSROADS」 2017年3月18日
2017年03月13日
多摩美術大学統合デザイン学科第1期生 成果展「INTEGRATING」 2017年3月11〜13日
2017年03月10日
片岡純也&岩竹理恵 TAV滞在レポートその1
横浜台北交流事業で台北のTAV(台北アーティストビレッジ)に1.5から滞在中の
片岡純也&岩竹理恵のお二人の滞在レポートです。今回は、特別に韓国でのビエンナーレ出品について。
Taipei Artist Village滞在レポート: ピョンチャンビエンナーレに参加
片岡純也&岩竹理恵
ピョンチャンビエンナーレに参加するために1月28日から2月4日まで韓国のカンヌンに滞在し、作品の設置をしてオープニングを迎えた。ディレクターのキム・ソンヨン氏をはじめスタッフのご尽力により最初から最後まで作品展示に専念することができた。テーマに沿った作品が集まっているからか、共感できる作品や意気統合したアーティストととの出会いもあり励みや刺激を受けた。自分たちの作品の展開や今後の課題も見つかった。
ビエンナーレに参加することになったきっかけは昨年の台北での出会いだった。Taipei Artist Village主催によるON SITE ARTFESTが昨年9月に台北エキスポドームで開催された。このイベントはアジアのアートスペースの紹介交流を目的としていて、台湾各地、中国、韓国、日本、フィリピン、 インドネシアなどアジア各国からたくさん参加していた。わたしたちはBankARTブースからの紹介作家として参加し、セロテープの影を拡大投影して月の表面に見立てた作品などを展示していた。そこへBankARTとかねてから交流のあったキム・ソンヨン氏が訪れた。そのときにキム・ソンヨン氏からピョンチャン・ビエンナーレの概要を聞いた。タイトルは"The Five Moons"、これはビエンナーレが開催される土地に伝わる民話から来ているという。キーワードはeveryday life...などなど。 Moon!!!!! everyday life!!! こうして私たちは幸運な出会いをした。それから1か月後に正式にビエンナーレ参加の依頼を受け、セロテープを月に見立てた作品を"Five Moons"に合わせてインスタレーション作品を計画した。
その後、BankARTの交流プログラムによりTaipei Artist Villageにふたたび滞在制作することが決まり、ビエンナーレの準備に存分に打ち込むことができた。台北には当初9月末までの滞在予定だったので、台北スタッフには「次はどこに行くか決まった?家がないんでしょう?」とたびたび心配されていたが、9月末までの滞在予定が11月末までになり、また翌年にも戻ってくることになるなんてあのときはまだ誰も知らなかった。台北-横浜-韓国のアートネットワークの波に乗れた幸運な流れだった。

ピョンチャンビエンナーレ2017

片岡純也&岩竹理恵 展示の様子

キム・ソンヨン氏と


会場の様子

Sai Hua Kuan氏のパイプ管を使った作品、自分の声や音が不思議な反響で帰ってくる。
Sai氏の作品には片岡の作品やアイデアと共通するものがあり意気投合する、見た目も似ているふたり
片岡純也&岩竹理恵のお二人の滞在レポートです。今回は、特別に韓国でのビエンナーレ出品について。
Taipei Artist Village滞在レポート: ピョンチャンビエンナーレに参加
片岡純也&岩竹理恵
ピョンチャンビエンナーレに参加するために1月28日から2月4日まで韓国のカンヌンに滞在し、作品の設置をしてオープニングを迎えた。ディレクターのキム・ソンヨン氏をはじめスタッフのご尽力により最初から最後まで作品展示に専念することができた。テーマに沿った作品が集まっているからか、共感できる作品や意気統合したアーティストととの出会いもあり励みや刺激を受けた。自分たちの作品の展開や今後の課題も見つかった。
ビエンナーレに参加することになったきっかけは昨年の台北での出会いだった。Taipei Artist Village主催によるON SITE ARTFESTが昨年9月に台北エキスポドームで開催された。このイベントはアジアのアートスペースの紹介交流を目的としていて、台湾各地、中国、韓国、日本、フィリピン、 インドネシアなどアジア各国からたくさん参加していた。わたしたちはBankARTブースからの紹介作家として参加し、セロテープの影を拡大投影して月の表面に見立てた作品などを展示していた。そこへBankARTとかねてから交流のあったキム・ソンヨン氏が訪れた。そのときにキム・ソンヨン氏からピョンチャン・ビエンナーレの概要を聞いた。タイトルは"The Five Moons"、これはビエンナーレが開催される土地に伝わる民話から来ているという。キーワードはeveryday life...などなど。 Moon!!!!! everyday life!!! こうして私たちは幸運な出会いをした。それから1か月後に正式にビエンナーレ参加の依頼を受け、セロテープを月に見立てた作品を"Five Moons"に合わせてインスタレーション作品を計画した。
その後、BankARTの交流プログラムによりTaipei Artist Villageにふたたび滞在制作することが決まり、ビエンナーレの準備に存分に打ち込むことができた。台北には当初9月末までの滞在予定だったので、台北スタッフには「次はどこに行くか決まった?家がないんでしょう?」とたびたび心配されていたが、9月末までの滞在予定が11月末までになり、また翌年にも戻ってくることになるなんてあのときはまだ誰も知らなかった。台北-横浜-韓国のアートネットワークの波に乗れた幸運な流れだった。

ピョンチャンビエンナーレ2017

片岡純也&岩竹理恵 展示の様子

キム・ソンヨン氏と


会場の様子

Sai Hua Kuan氏のパイプ管を使った作品、自分の声や音が不思議な反響で帰ってくる。
Sai氏の作品には片岡の作品やアイデアと共通するものがあり意気投合する、見た目も似ているふたり