2018年02月28日

バンカートスクール 2018年2-3月期について 2018年2月28日

今期のBankART スクール、前半が過ぎようとしているが、濃い授業が続いている。建築列伝は、磯・五十嵐先生の緻密なコーディネートにより、歴史的な建物を担当した専門家が次々に登壇し、深い詳細の話を披露してくれるし、これから建築界を引っぱっていくような若い意気のいいチームを紹介してくれたり、とても豊かだ。写真についても、猛者が連続して登場し、ご自身の話が中心ではあるが、写真についての根本的な視点を情熱的に語ってくれている。山田正亮をキーワードにモダニズムの歩み、視点についての理論をきちんとお話いただいている早見先生のゼミも好評だ。村田+和田先生の美術館についてのゼミは、毎週登壇も交代しながら進んでいるが、内容的にも建物とコンテンツを往来しながら展開されていて、美術館の様々な断面を見せてくれている。ブルースは、BankARTでは異色のゼミだが、古い音楽をレコード盤等もかけながらのゼミは楽しい。
これから、まだまだ続くが、息が切れないように、しっかりと推進していきたい。

五十嵐太郎+磯 達雄 「横浜建築列伝4」
DSC_0133.jpg
萬代恭博(坂倉建築研究所、神奈川県庁新庁舎ほかについて)

IMG_0072.jpg
田村圭介(昭和女子大准教授/元 FOA、横浜客船ターミナルについて)

スクリーンショット 2018-03-01 12.49.27.jpg
冨永美保(トミトアーキテクチャ、CASACO について)

写真ゼミ
3G5A0578.jpg
楢橋朝子

3G5A0519.jpg
飯沢耕太郎

早見 尭ゼミ
早見ゼミ.jpg

村田 真+和田菜穂子ゼミ 「美術館の読み方、楽しみ方2」
IMG_0120.JPG

鈴木啓志ゼミ ブルース
ブルース 鈴木ゼミ.jpg
posted by BankART1929 at 22:00| Comment(0) | BankART1929 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月22日

TAVに滞在中の山下拓也さんからの便り 2018年2月22日

引き続き、台北(TAV)に交換AIRに滞在している山下拓也さんです。

以下、作家より

TAVに滞在中の山下拓也さんからの便り(1) 2018年1月29日
今日で二週間経ち生活は完全に慣れました!
ご飯美味しいです!アトリエがデカイです!
先週アーチストトークをしました。自作のプレゼンです。
そのトークで作品を見せたとこと、みんなかなり食いつきが良くてびっくりしました。みんなだいぶ面白がってくれていました!同じレジデンスに来ているイングランド出身の同い年のアーティストも彫刻出身で、彼はニューヨークなどでも個展をしていて、彼からアートの情報をよく得ています。
「君の作品は労働と日本的なサブカルチャーで、それが変な感じでミックスされていて、まだ細かくは解析しきれないけどとにかくアメージングだ」と彼は言ってくれています。
イングランドの彼と、他にアメリカ・オークランド出身の女の子がいて彼女も彫刻出身で、二人とも彫刻にパフォーマンスを絡めて表現しています。
それぞれイギリス、アメリカのアーティストですが、二人とも同じような考えを共有しているように思うので、その辺り、美術史を探って自分なりに解釈したく、参考作家や文献いくつか探して目を通しておます。
あとは Liam Morgan が今トレジャーヒルに滞在しています。彼はBankARTでも展示していましたよね!作品見ました。僕とカトリーナ(ニュージーランドのアーティストです)のみ交換で、あとの作家はオープンコールで応募したと言っていました。
今週末に展覧会のプラン提出があり、ちょっとバタバタしていますが、その全てが楽しいですよ。大きなぬいぐるみのような彫刻を作り、それで水を運ぶ作品を作ろうと思っています。よくわからないと思いますが、、、ちょっとやって見ます!
展覧会は3月9日〜26日です!その前にオープンアトリエが2月10日にあります。
スタッフはマーベルっという同い年の子がついてくれています。とても丁寧です。
BankARTはどうですかとちょっと心配していました。
こちら2月1日がお正月で、街がなんだか賑やかです!
他にもいろんな国から作家がきているし、台湾のアート関係者も必ず展覧会には来るそうなので、積極的にアピールしていけたらな!っと思います。

山下拓也さんからの便り(2) 2018年2月18日
台北滞在一ヶ月経ちました。
3/9からの展覧会に向けて制作しています。
昨日がお正月でそこらじゅうでバクチクが鳴り響いていました。正月は飲食店が閉まるのでボランティアスタッフの方がぼくのご飯を心配して、大量の鍋を作ってくれました。
先週はオープンアトリエがありました。ぼくはアトリエで制作作業をパフォーマンス的にやっていたので全ての人に挨拶できてはいなかったのですが、ペルーの方から後からフェイスブックでオープンアトリエみましたと連絡があり、もし良ければペルーにレジデンスに来て下さいとオファーもらいました。財政的に航空券代を出すのは厳しいが、現地での食住は提供してくれるとのことでした。レジデンススペースはペルー/リマにあり、写真で見た感じでは良さそうな所でした。彼女はそのスペースで働いているそうです。
明日は台湾のアーティストがパーティーをするそうなので行ってきます。一人で自分の制作について考える時間と場所があるのが本当にありがたいです。日本の細かいことを一旦よこに置いといて自分と向き合えています。
また連絡いたします。

posted by BankART1929 at 22:00| Comment(0) | BankART1929 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月21日

台北市・横浜市アーティスト交流プログラム2017(年度)アーティスト来日 2018年2月21日

王 仲堃 Wang-Chung-Kun(ワンチュンクン)
2018年2月21日〜3月30日(滞在期間)

今年で12年目を数える台北市のTAV(Taipei Artist Village)との交換AIRプログラム。作家本人のニ子誕生で来浜が遅くなり、短い滞在期間になってしまったが、BankART Studio NYKの2Fのスタジオにインしてから早速、活発に活動を開始している。国立台北藝術大学では彫刻を専攻したが、独自に勉強したという音楽を中心に作品は構成されており、ひとことでいうとサウンドアートの世界を構築しているといえよう。聴いて嬉しくなり、見て楽しくなる王氏の新作が、ここ横浜でも誕生することを期待したい。3月23日(金)11時から、個展を開催する予定。

IMG_2602.JPG

4501-08.jpg
posted by BankART1929 at 22:00| Comment(0) | BankART1929 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月18日

TPAM2018(国際舞台芸術ミーティング in 横浜)が終了。 2018年2月18日

横浜関内地区の施設を中心に開催されていたTPAM(国際舞台芸術ミーティング in 横浜/2.10-18)が終了した。連日大賑わい、どこの国に今自分はいるんだろうというような印象をもってしまうほど海外の人たちの参加が多いプロジェクトだった。多彩なプログラムの各々の内容については、BankARTの事務局としては把握していないので、ここで触れる訳にはいかないが、自由な雰囲気のミーティングやカフェの様子から、このプログラムの豊かさが十分に伝わってきた。また、このプログラム、全体の仕組みもよくできていて、市や県の大型の施設を借り上げ、主には国(国際交流金)からお金を出してもらい、しかもここで出会った演目や関係が、海外に紹介され、売れていく(見本市たる由縁)という、ある意味で理想的な関係で推進されている。こうしたしなやかな構造をもつパフォーマンス系のプログラム、今後も続く事を期待したい。

UNADJUSTEDNONRAW_thumb_5b9c.jpg

UNADJUSTEDNONRAW_thumb_5b9f.jpg

UNADJUSTEDNONRAW_thumb_5ba1.jpg

photo by Hideto Maezawa.jpg
photo by Hideto Maezawa

UNADJUSTEDNONRAW_thumb_5b8f.jpg

UNADJUSTEDNONRAW_thumb_5b84.jpg

UNADJUSTEDNONRAW_thumb_5b9b.jpg
posted by BankART1929 at 21:00| Comment(0) | BankART1929 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月14日

BankARTスクール 2017年度2〜3月期開催 2018年2月14日

BankARTスクールの2018年2〜3月期が始まっている。写真、横浜建築列伝、美術館論、モダニズム、ブルース等、生徒の集まるおなじみのテーマもあれば、めったに手を出さない少数派の領域まで並んでいる。このNYKでの開催はこれで最後になるので、少し寂しい雰囲気があるが、まあ淡々とゼミは進行している。
スクールの広がりは、ゼミの内容からだけではなかなか想像できない。思わぬ領域まで展開されることがあり、その辺がやっていて、わくわく感もあり、継続していくモチベーションになっている。ゼミの内容をベースに出版物(書籍)が発刊されたり、グループ展を開催する等は、ごく普通にあるし、ゼミで集まったメンバーで新しいチーム活動が始まったり、スクールのあり方そのものに興味をもち、もっとうまく展開して、ご自身でスクールを創立経営したり……。

次の場所にいったら、どんなスクールを展開するか。まだ考え中だが、少なくともやめるつもりは毛頭ない。BankARTスクールは、案内の巻頭文にもあるように、江戸時代の寺子屋を引いている。ロンドンの識字率が10%だった時代、現在みる地方の知性の豊かさから伺い知れるように、日本は60%を越えるそれを保持していた。自身で考え、自分の足で歩き、かつ共同で解決する精神とその伝統は、Bゼミスクールにも引き継がれ、BankARTでもリレーしきたつもりである。
スクールはどこでも、いつでも、だれでも、どんなときだってできる。学ぶ気持ちは動物としての人間の基本的な本能だからだ。

DSC_0133.jpg
五十嵐太郎+磯 達雄「横浜建築列伝 vol.4」
2/12ゲスト萬代恭博

DSC_0041.jpg

DSC_0128.jpg
村田 真+和田菜穂子「美術館の読み方、楽しみ方2 全国編」

DSC_0062.jpg
「写真について」2/7新井 卓

DSC_0012.jpg
早見 尭 「見ることの誘惑ー山田正亮と『日本の現代美術』」

DSC_0032.jpg

DSC_0077.jpg
鈴木啓志「トランプのアメリカとブルース」 

DSC_0065.JPG
posted by BankART1929 at 22:00| Comment(0) | BankART1929 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする