2020年10月31日

「M meets M 村野藤吾展 槇文彦展」オープニングレセプション 2020年10月30日

10月30日(金)、「M meets M 村野藤吾展 槇文彦展」のオープニングレセプションを新築の横浜市庁舎の巨大なアトリウムで開催した。コロナ対策もあり、人数を定員200名に絞った会だったが、囲いの外や2Fの踊り場からも、たくさんの人がその様子をご覧になり、なごやかな雰囲気で会は進行した。
最初の挨拶は、横浜市副市長の林琢己氏。林文子市長からの挨拶文の代読に徹しておられたが、最後に金沢区長時代に槇氏との関係があったというなつかしいエピソードをお話しされた。村野藤吾展の企画者のひとりでもある松隈洋氏は、近現代建築についての日本を代表する研究者だが、村野建築のエッセンスの話のあと、村野氏のお孫さんにあたるご遺族を紹介された。最後に槇文彦氏。背筋をのばしたその姿は力強く、村野氏に対するリスペクトと横浜との関わり、この展覧会に参加できたことを喜んでいることをお話しいただけた。

会はのべ30分ほど飲食もない短いものだったが、そのあと二会場に各々展示をみにいかれ、会話を交わし、その余韻を楽しまれていた。



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左:松隈 洋氏、中:林 琢己氏、右:槇 文彦氏

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林 琢己氏

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松隈 洋氏

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槇 文彦氏


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槇 文彦氏
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2020年10月30日

「M meets M 村野藤吾展 槇 文彦展」 2020年10月30日〜12月27日

M meets M 村野藤吾展 槇文彦展がスタートした。旧帝蚕倉庫を復元リノベーションした「BankART KAIKO」と旧第一銀行(元横浜銀行)を一部保存、復元した「BankART Temporary」がその会場だ。
村野氏にしても槇氏にしても、建築に携わる人にとっては、誰もが知っている著名な建築家だが、一般の人は建てられた建築はよく知っていても、案外、建築家の固有名詞とは結びつかない。村野氏でいえば、新高輪プリンス、赤坂離宮(迎賓館)、関西大学、旧横浜市庁舎、箱根プリンス、大阪そごう、等。槇氏でいえば、スパイラル、幕張メッセ、金沢区シーサイドタウン(都市計画、並木第一小学校など)、東京体育館、新横浜市庁舎、ヒルサイドテラス等。すべて街に溶け込んでいるポピュラーな建物だ。

さて、今回偉大なといっても過言ではない建築家2人を同時にフォーカスすることになったが、これは最初から二人展として企画されたものではない。展覧会構成のクレジットが、各実行委員会からなっているように、もともと独立した展覧会として企画されたものだ。

ならば、なぜ「M meets M 村野藤吾展 槇文彦展」になったか?

ふたつの会場の差、二人の世代の差、建築技術(図面も含めて)の違い、などもあいまり、二つの展覧会は、はっきりと印象の異なるものと感じた人も多いはずだ。一言で表すと、暖かさが残る等身大の建築と、他方、手垢を残さないクリアーでモダンな建築、といったところであろう。が、その世代の異なる差異が強く感じるかというと、ディテールへのこだわり、そこにいる人を考えた空間、建築の大きさや豊かさに対する感覚、集中と開放など、様々な断面で、時代を超えて同期している印象の方が強い。そういった意味において、MはMに引き継がれて、つぎのMを生んでいくのだ。「M meets M」というフレーズは、そんな日本の建築界の力強いリレーが、今まさにここ横浜でおこっていることを、皆さんに見ていただければという思いから企画されたのだ。


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2020年10月02日

「えきなか動物園」「プラットフォームギャラリー 「展覧会の絵」」9月26日〜10月11日 みなとみらい線各駅

「Creative Railway」と称したアートプログラムが、横浜市文化観光局と横浜高速鉄道(株)、横浜創造界隈拠点の主催のもとスタートした。みなとみらい線の横浜駅〜新高島/みなとみらい21地区〜北仲馬車道地区〜日本大通り〜元町・中華街の各駅にアートをインストールし、リニアに都市をつなぐ試みだ。

BankART1929はBankART StationとBankART Temporaryがある新高島駅と馬車道駅を担当。新高島では、深海のイメージで設計されたという空間に、鮮やかな色の絵画と、逆に真っ黒い画面の写真等を展示した。駅構内が広い馬車道には動物をモチーフにした彫刻群と平面作品をのびのびと展示した。他の駅も、創造界隈のアートスペースが趣向を凝らして展開している。
是非一日乗車券(460円)を購入して、駅〜駅(街から街)へのマイクロツーリズムを体験して欲しい。

*みなとみらい線は横浜の語源(?)でもある旧市街地と新規開発地区をつなぐ「横に長い浜」沿いに走る重要な路線。

「えきなか動物園」
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「プラットフォームギャラリー 「展覧会の絵」」
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2020年09月18日

都市と仮囲い 2020年9月18日

今回の川俣氏の作品の素材の選択は、新高島地区、北仲地区のあらゆる場所でみかける平板鋼板で囲まれた工事中の空間から引用だという。確かに、BankART Stationがある新高島地区は、まさに大規模建築の工事中だらけだし、川俣さんが下見にこられた時期の北仲地区もほとんどが仮囲いで、入ること、見ることができない場所が多かった。

川俣氏は、活動初期の頃から、廃材(木材)を使ってのインスタレーションを続けており、いつも「工事中」なのだが、反転して、実際の町で建てられている木造家屋の構造が、川俣氏の作品のように見えてきたのが懐かしい。あれから既に40年以上経過しており、都心部では木造の棟上げはほとんど見る事はなくなった。仮囲いの中で作られていくRC造や鉄骨造の現代建築。街行く人は、囲いの表面をなぞるだけで、その内側には興味を示さない。棟上げのときに皆でおこなった「もちまき」という祭りも存在しない。都市は知らない間に誰かに占有され、忘却された空間だけが積層していく。川俣氏はこうした現代都市の風景を否定するわけでも肯定するわけでもなく、閉鎖された空間を盗み見し、挿入し、共有していこうとする視線と勇気を与えてくれるのだ。


■BankART Temporary外部
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■BankART Temporary内部
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■馬車道駅構内
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■BankART Station
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黄金町バザール2020出品作品
さくらアリス《町にいる一人になったアクション》2020年、サイズ可変、映像
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※たまたまWEBでみかけた黄金町バザール地区の写真。紙面にあった写真は、まさにこの平板鋼板(京浜急行の高架下仮囲い)を背景に移動するアーティストの作品の写真だった。
「川俣さん、ここでもやっているのか」と思ってしまった。
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2020年09月12日

BankART LifeY - 「都市への挿入」川俣 正展について 2020年9月12日

ヨコハマトリエンナーレ2020連動の「都市への挿入 川俣 正 BankART Life Y」がスタートした。日本最大規模の展覧会と協働するにあたり、BankART 1929がセレクトしたアーティストは川俣正という一人のアーティストだ。複雑な様相を呈しているヨコトリ本体に対して、単純明快でいこうと考えたからだ。川俣氏の作品が単純というのではない。むしろ氏の作品は、緻密に組み立てられた構成は驚くほど複雑だし、遠い場所(空間/時代)をみているし、そう簡単に理解できるものではない。とはいえ、氏の作品は、理屈ぬきに都市の中(あるいは社会の中で)にはっきりとした立ち位置とメッセージをもっており、誰もが強いインパクトを受ける作品なのだ。

特設ブログから垣間みることができるように、生みの苦しみが連続のプロジェクトではあったが、設計、施工チーム、グラフィック、web担当、映像、写真、コーディネートスタッフ、アルバイト、横浜市文化観光局、整備局、環境創造局、横浜高速鉄道(株)、その他関係者各人がそれぞれの立場で全力をつくしてくれたおかげで、なんとか実現にこぎつけることができた。

ただ、展覧会は9.11でスタートしているのにチラシの表紙を飾る作品はまだ着手されていない。9.14朝から、元気よくつくり始めるので見守っていただきたい。これから台風もあるし、まだまだハードルがあると思うが、ひとつずつ丁寧に乗り越えていきたい。出来上がった作品は少し派手かもしれないが、それを支える日常は極めて淡々とした営みなのだ。

■BankART Temporary内部
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■馬車道駅構内
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■BankART Station展示風景
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■BankART Temporary外部模型
制作は9/14からスタート
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2020年09月11日

川俣展 リモートオープンミーティング 2020年9月11日

9月11日(金)18時45分から45分程度、川俣正展のオープニングパーティではなく、「オープニングミーティング」をリモートで行った。乾杯は、ワイン、ウーロン茶、ビール等、60ミリ程度の小さなカップ一杯のみ。文化観光局局長神部氏、川俣氏のトークの後、参加者に自由に手をあげてもらい、遠くに住むチャーミングでたくましい恋人に各々が挨拶とエールを送った。

動画はこちらからご覧ください。
http://bankart1929.com/life6kawamata/#archive


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右:設計 鈴木事務所 鈴木雄介氏
中:鈴木事務所 レオ・アレガー氏
左:施工チーム代表 株式会社 豊国 甲斐 康生氏

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横浜市創造都市推進課 文化観光局局長 神部 浩氏

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村田 真氏

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2020年08月02日

BankART AIR at Temporary 2020 OPEN STUDIOスタート 7月23日〜26日、7月31日〜8月2日

1ヶ月半ほどの短期AIRプログラムにもかかわらず、参加者の作品のレベルは高く、完成度が高い作品も見受けられた。
キャンバスいっぱいに展開した彩色豊かなバラの絵画は樋口昌美さんの作品。壁一面を覆い尽くすドローイングやオブジェを制作していた堀江和真さんと
建築家、足立真輝さんとのコラボレーション。コロナ禍の中、朝早くから夜遅くまで黙々と仕事をすすめているクリエイターたちの姿は頼もしく感じられた。美術館やギャラリー、横浜市の方々や近くの住人の方等、多様なお客さんが来館された。連日開催したアーティストトークも満席で、トーク終了後も閉館まで交流を楽しんでいる様子が印象的だった。

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樋口昌美

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堀江和真

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足立真輝

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2020年07月25日

アイムヒア プロジェクト|渡辺 篤「修復のモニュメント」 2020年7月26日まで

2月下旬にオープンした本展はコロナ禍の影響で休止。6月1日に再スタートした。

「ひきこもり」をテーマに様々なプログラム行ってきたアーティスト渡辺氏。今回は、さまざまな「ひきこもり」の経験がある人と関わりながら、多様な造形物を制作展示した。誤解を恐れずにいうと、そのプロセスをドキュメンテーションとして展開した展覧会である。コンクリートの造形物を破壊し、金継ぎにより再構築された作品群。金継ぎの手法は、破壊と修復の痕跡を明確に辿り、強い視線で我々に迫ってくる。コロナ感染で、ひきこもることを余儀なくされた多くの人たちは、渡辺の試みをどのように受け止めるのだろうか?

今回の展覧会で刊行した作品集『I’M HERE』を手にとって欲しい。「他者」と「共感」について、思考を深めてくれる1冊となっている。

購入はこちら

http://www.bankart1929.com/bank2020/book/0_watanabe.html

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2020年07月18日

BankART Temporaryの空間  2020年7月18日

Stay home、家にいるのが安全、パソコンと携帯だけをたよりに、引きこもり状態で過ごす日々が続く。身体も心もいつのまにかどよーんとしてきて、なまっていて、心から笑う事ができない。
そろそろミニマルな散歩ぐらいはと、おそるおそる考えている人に、緑陰図書館と命名した竹音と光と影だけが充満するやさしい空間をプレゼントしよう。
ここで何ができるわけでもないが、天井の高いクラシック空間とアーティストたちの饗宴は、コロナ感染の包囲網と長雨の憂鬱を束の間、忘れさせてくれ、肩の力を取り除いてくれるはずだ。

■映像はこちら
「緑陰図書館2020」松本秋則+高橋啓祐
撮影・編集:本田孝義
https://youtu.be/5BfVnPLuTxU


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2020年06月29日

横浜新市庁舎 2020年6月29日

2020年6月29日、横浜市新市庁舎がスタートした。馬車道駅に直結し、新しく出来たさくらみらい橋で桜木町駅にも直結という利便性を完備している。
横浜のまちづくりに深く関わってきた槇文彦氏設計による31F建ての新市庁舎には、商業施設、保育所、金融機関が入居。また、1Fのアトリアムや3Fの市民ラウンジでは、市民が集い、自由に時間を過ごすことのできる場所も用意されている。関内地区に約60年間、時を過ごした旧市庁舎と職員増員に伴う周辺ビルへ分散していた市役所がひとつにまとまり、道路を挟んで開発された帝蚕倉庫群の再開発とともに北仲地区の新しい横浜の顔となっていくだろう。

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写真:森日出夫
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2020年06月19日

「BankART Temporary」オープン 2020年6月19日

台湾横浜交流レジデンス2019の細淵太麻紀さんによる報告会
松本秋則+高橋啓祐の1Fホールでの展覧会
3Fに入居しているAIRプログラム2020の11チームのクリエイターの紹介
ワンイヤークリエイター(ロングステイ)の紹介
以上のオープンプログラムで、BankARTの古巣、「BankART Temporary」は静かにスタートをきった。2019の年末、急な話でこの第一銀行の話がすすみ、コロナ感染の問題もあり、時期は遅れたが、6月19日にはなんとか新しい拠点としてデヴューすることができた。とはいえ、案内はいつもの1/100程度しか送付できず。人が集まらないかと、ドキドキだったが、多くの知己、旧友が三密すれすれ状態で集まってくれ、楽しい会になった。
BankART1929は、BankART Studio NYKの2018年の解体以降、根本的な再編を現在も余儀なく行っていて、ホーム、シルク、R16、station、そしてTemporary等の様々なレベルでの再構築は、今後も続いていく。
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2020年05月19日

BankART Temporary(ヨコハマ創造都市センター)OPEN!

BankART1929が始まった際に活用したのは、1929年生まれの旧第一銀行と旧富士銀行(現在の東京藝大)のふたつの建物だった。旧第一の方は、「BankART 1929 Yokohama」、旧富士銀行の方は「BankART 1929 馬車道」と命名。2004年のことだ。
諸事情があって「BankART 1929 馬車道」はすぐに東京藝大に譲り、「BankART 1929 Yokohama」の方も、2008年度でBankARTとしての活動は終了した。
2020年度、再び諸事情があって、一年限定のプログラム「BankART Temporary」が、4月から静かに始まっている。新型コロナ感染の事情もあり、現段階では展覧会という体裁はとれないが、雨風をしのげる街の中の通り道のような場所として、利用していただければと考えている。
竹と音のインスタレーションは松本秋則さんの作品。
暗くなったら建物内外に映し出される映像は高橋啓祐さんの作品だ。
この古典建築に似合いそうなBankARTに関わりのある作家たちの生き物も徐々に配していく予定だ。
密度と会話と欲望を遠ざける都市の中で、どのようにアートが街いく人と会話を続けられるかのささやかな試みだ。


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BankART1929 Yokohama|2004年

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BankART1929 Bashamichi|2004年

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旧第一銀行|1929年頃

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BankART1929 Yokohama Opening|2004.3.6



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2020年03月28日

台北市・横浜市アーティスト交流プログラム2019 李 承亮「横浜星猩(よこはましんしん)」2020年3月20〜29日

台北市・横浜市アーティスト交流プログラムで、1月からBankART SILKのスタジオ内で制作を続けてきた李 承亮(リ・ショウリョウ)氏。その滞在成果の発表となる展覧会「横浜星猩(よこはましんしん)」展が、BankART Stationで始まりました。彼は今まで立体作品を作っていましたが、今回は初めてアクリル絵具を使って平面作品を挑戦しました。メインは10mのキャンバス絵画作品です。横浜での生活風景からインスピレーションを受けて、列車の様なマンションや缶コーヒーの広告、雑誌の切り抜き、マンガのひとこま、赤い猩猩(しょうじょ)など、李さんが想像した横浜のSFの世界が描かれています。もうひとつのメイン作品は、ブルー色の「猩猩」の彫刻。木材や金属、コンクリートなどの材料を組み合わせた作品です。足元に何かを踏んでいます。人間の様々な思いや欲望や優しさを表しているのでしょうか。
他、過去作品の写真や記録映像も公開しております。

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「横浜星猩(しんしん)」

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「コカコーラー広告」&「ブルー猩猩(しょうじょう)」

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「ブルー猩猩(しょうじょう)」

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過去作品の写真と映像

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台北駐日経済文化代表所横浜分所所長張淑玲(ちょう・しゅくれい)氏と李承亮(り・しょうりょう)氏
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2020年02月21日

アイムヒア プロジェクト|渡辺 篤「修復のモニュメント」 2020年2月21日〜3月15日

美術家・渡辺篤氏が発足、中心となって活動している「アイムヒア プロジェクト」による展覧会「修復のモニュメント」をBankART SILKで開催。
自身も過去にひきこもりの経験を持つ渡辺氏。2013年ひきこもり生活から美術家として復帰後、横浜を拠点に、制作・発表・出版活動・またそのプロジェクトへの取材対応と、どれも丁寧に対応され、活発な活動が続いている。

「修復のモニュメント」は、ひきこもり当事者・経験者6名との、対話の中での共同制作などを展示。「被害者と加害者の振り分けを越えて」は、会場に渡辺氏が作成したコンクリートタイルが敷き詰められており、そこを壊しながら歩かないと作品を見ることができない。つまり足元のタイルを壊して加害者にならないと作品に近づけない状況を作っており、気づかずに人を傷つけていることを可視化した展示である。

オープニングでは渡辺氏は、「ここに居る人たちで喜びを感じ合いましょうではなく、今日ここに居ない人の事を想像してみてほしい」と。

これまでの活動をまとめた作品集『I’M HERE』も刊行。

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『I’M HERE』1,000円+税
会期中のみ税込1,000円で販売



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2020年02月11日

TPAM2020 ARICA「KIOSK」 2020年2月11日

国内外の舞台関係者が、公演プログラムやミーティングを通じて交流する国際舞台芸術ミーティングTPAM(ティーパム)が今年も横浜でスタート。
BankARTでは、公募プログラムである「TPAMフリンジ」を開催。
BankARTステーション第一弾は、演出家・藤田康城、詩人・倉石信乃、俳優・安藤朋子、プロデューサー・前田圭蔵らが中心の演劇グループARICAが登場。演目は2006年BankART Studio NYKで新作として発表したキオスクで働く元女綱渡師の仕事風景を演じる一人芝居「KIOSK」。ARICA代表作の一つで、日本では12年ぶりとのこと。今回は美術に西原尚、映像に越田乃梨子を迎えアップロードされた本作を、実際の駅構内であるBankARTStationで開催することとなった。
2/9-11の3日間のうち5回公演。毎回席も満員で、評論家、学芸員、ミュージシャン、美術作家、建築家、海外の演劇関係者と幅広いジャンルの著名人が訪れていた。

KIOSK 2020
KIOSK 2020
演  出:藤田康城 
テクスト:倉石信乃
出  演:安藤朋子
音楽・演奏:福岡ユタカ 高橋永二郎
美  術:西原 尚
映  像:越田乃梨子
衣  装:安東陽子
     渡部直也 
照  明:千田実
音  響:田中裕一
機械装置:高橋永二郎
ハタキ制作:勝本みつる
演出助手:萩原雄太
宣伝美術:須山悠里
制  作:福岡 聡 茂木夏子

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写真 宮本隆司 c️.jpg2020


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2020年01月12日

台北市・横浜市アーティスト交流プログラム2019(年度)アーティスト来日 2020年1月12日

BankARTが2005年から開催してきた、台北市のTAV(Taipei Artist Village)との交換AIRプログラム。
今年は李 承亮 Li-Cheng-Liang(リショウリョウ)さん。1987年台湾の基隆で生まれ、2013年国立台北芸術大学大学院を修了。現在は拠点を台南に移し、作家活動を継続している。
彼は主に、鉄や木材、廃材などを用いて、まるでタイムマシーンのような宇宙船や、冷蔵庫や電気製品などのパーツを寄せ集めたUFOのような立体作品を手がけ、李氏による想像上の未来人の日常生活をインスタレーションで表現している。観賞者は、李氏が想像したSF空間を体験することができる。
「宇宙は現実生活と違って、想像空間が幅広いので、宇宙や人類について探求をしたい。」と李氏。電化製品の廃材山に潜って、アートを創作する少年の姿は、まるでSF漫画の場面が目の前に現れたようなトキメキ感が、頭をよぎる。男のロマンと少年の憧れが、感じられる作品だ。
現在、李氏はBankART SILKのスタジオで創作中。床やテーブルに、たくさんのSF系漫画や雑誌などを置いてあり、既に自分の世界を構築しつつある。さて横浜で、どんな新作品が生まれるだろう。
滞在期間は2020年1月12日〜3月31日 。
3月20日(金)からBankARTシルクのギャラリーで成果展の開催予定。

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2016年「時空旅行艙」 

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BankART SILKのスタジオで創作している李氏

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台北駐日経済文化代表処横浜分処 
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2019年12月28日

「心ある機械たち again」 スタート  2019年12月28日

「心ある機械たち again」の展覧会が、BankART StationとBankART SILKの2会場で2019年12月28日より始まった。

心ある機械とは、「基本的に役にたたないけれど、常に黙々と働いていて、どこかやさしく、そこにいても邪魔にならない、でも何か気になる」
そんな機械や装置の運動体(作品)のことを示す。

出品作家は10名。10年前に第一回目に参加された作家に加えて、初登場の若い作家も含まれている。

携帯電話に代表されるように、「機械〜電子メディア」と接する時間が日常的になったこの時代に、今回登場する「でくのぼうたち」はどういった表情を見せてくれるか?参加型の作品も多いので、是非皆さん「心ある機械たち」と積極的に触れ合ってください。

尚、前回出品され、今年8月に亡くなられたネオダダ出身の田中信太郎氏の作品「ハートのモビール」の小品を追悼展示という形で出品していただいている。


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牛島達治

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小林 椋

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タムラサトル

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早川祐太

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川瀬浩介

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西原 尚

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武藤 勇

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三浦かおり

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今村 源

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田中信太郎
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2019年12月06日

遠藤章子展〜肌理とアモルファス 2019年12月6日

遠藤章子氏の、学生時代から、子供が生まれ少し落ち着かれて再活動にはいってからの作品まで、50数点の珠玉の作品が集まった。

自然光と昼光色の蛍光灯の光が織り重なる真っ白い空間に入ると、ミニマルな作品群と手のかたちや植物を連想させる有機的な作品群が、大きめの展示台に島ごとにざくっと構成されていて、いさぎよく気持ちがいい。作品の緻密さと相まって余分なものを全て払拭してくれる。
作品価格が抑えられているのもあって、数多くの作品が購入されていく。それは、手にとってみる、あるいはいつもそばにおいておきたい等、何か大切なものだけがもっている宝物のような不思議な力が備わっているからかもしれない。

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2019年11月29日

遠藤章子展〜肌理とアモルファス 開催中 2019年11月29日〜

11月29日よりBankART SILKにて遠藤章子展〜肌理とアモルファスを開催中です。

肌理と「形の意識」〜遠藤章子の進化 
金子賢治/茨城県陶芸美術館館長
遠藤章子個展カタログ寄稿文より

「前略」

それが最近また新たな次元へと進化しつつある。それは「ふれるかたち」という意識である。幾何学的秩序を伴ったカッチリとした形から有機的な不定形なふわっとした形へと変貌して行った。図版や画像で示される場合、作品は手で持ち、挟み、摘まれる。中にはその手の指の形が作品の裏側からシルエットで浮かび上がる。掌、手の甲が陽刻で表わされたものもある。この掌、甲の明らかに幼児のものである。この幾何学形態から有機形態への変貌について、遠藤は出産、子育ての影響に言及している。作ることから離れて、日々平穏に過ごすことで手一杯だったが、ときどきふとした瞬間に何かを掴んだような気持になることがあり、その時の感覚を自然に形にできたらと思ったという。

うつくしいと思うものこと
いとおしいと思うものこと
日々うつろいゆく
様々なものことのうち
いくつか記憶の底に残り
それらは久しぶりに
制作を再開したとき
ふっと意識の表面にあらわれた
ただ普通にそこにあって
触れると心静まるもの
おおげさでなく穏やかで
わずかに光をもたらすもの
そういうものであるようにと
願いながら
手のひらでつつむように
かたちをつくる

美しい詩だ。人のこまやかなでやわらかな肌理。それが作者の新たな「形の意識」となった。だから同じ丸い碗でも、幾何学的曲線のアウトラインと有機的な曲面を持つものが共存することになった。作者ならではの世界が大きく豊かに広がったのである。


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NIGHT TALK SYNC YOKOHAMA 2019年11月29日

横浜市主催で、11月1日〜12月27日に、イルミネーションと先端技術を活用した都市的スケールの光をシンクロさせるナイトアートプログラム「NIGHT SYNC YOKOHAMA」が開催されている。このイベントを記念してのトークイベントが、11月29日にBankART Stationで開催された。
 本企画演出を手掛けるライゾマティクス・アーキテクチャーの齋藤精一氏、本イベントのAR演出を担当するクリエイター集団・面白法人カヤックの唐沢浩介氏、恵良隆二氏(横浜市芸術文化振興財)、河本一満氏(横浜市文化観光局)といった関係者が登壇した。開催中のナイトアートイベントのコンセプトだけでなく、行政・民間が共同して創る横浜という都市のあり方や、デザインやテクノロジーの活用、横浜の夜を盛り上げるために何ができるかなど、幅広いテーマについて語られた。


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